注文住宅を取得した後に金利が上昇するケースがあります。変動金利や固定期間選択型を選んでいる場合、金利上昇のリスクは非常に大きいものとなります。起こりえる確率は低いですが、金利が5%くらい上昇することも視野に入れて拳闘しておいたほうが良いです。そんなに上がることがあるのかと疑問に思う人がいるかも知れませんが、金利は市場で決まりますから市場が荒れることもありえます。

そもそも、現在は金利が低い状態であることは知っておくべきで、それも歴史的な低水準であることは認識しておいたほうが良いです。金利が低いからこそ注文住宅を買いやすいという状況はあるのですが、ここまで低いと、これ以上下がることは考えにくいです。いつかは上昇すると見込むのが妥当でしょう。住宅ローンを返済している期間の間に上昇するのかどうかは分かりませんが、いずれ利上げは訪れます。

では、どのタイミングで利上げが行われるのでしょうか。日銀が利上げをする目的はいくつかあります。バブルのように実態以上に景気指標が良い場合や、インフレが行き過ぎた場合です。現在は、まだ景気は回復途上にありますし、デフレの状態ですからしばらくはないでしょう。

しかし、景気が回復してインフレ率が高まってくると、利上げの可能性は高くなります。この話が分かる人なら自己責任で変動金利を選ぶのは良いですし、固定期間選択型を選ぶのもよいでしょう。しかし、なんのこと変わらかない人なら固定金利で注文住宅を買ったほうが安全です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です